プログラムは、参加者が学び合い、リサーチし、ともにつくるプロセスを往還しながら進行します。
互いの実践や問いを共有するレクチャーやディスカッション、座・高円寺や高円寺の個性豊かな街そのものをフィールドとした、それぞれの関心に基づくリサーチなどを経て、最後には、それらを再び持ち寄り、参加者全員でひとつの「宴(パーティー)」を立ち上げます。
それぞれの実践を個人で深め、集団で共有し、再びそれぞれの実践へと持ち帰る。この往還のプロセスそのものが、(アジアの)連帯についての思考/試行につながることを期待しています。
______の亡霊
Specters of ______
ケソン・タクロバン・ビリラン島(フィリピン)
1998年、フィリピン生まれ、he/him。アジア各地の伝統芸能を織り交ぜながら、フォークダンス、コンテンポラリーダンス、演劇を横断して活動するパフォーマンス・メーカー/振付家。フィリピンの社会・政治的な精神風景に幾層にも重なる風景を、身体がどのように受け止め、浮かび上がらせることができるのかを探究している。また、振付を通して政治的な歴史修正主義に対抗することにも取り組んでいる。
主な活動歴に、世界初演の共同制作作品である『Re-Claim』(Künstler*innenhaus Mousonturm、フランクフルト)、『Frankfurt Moves!』(Frankfurt LAB/KfW Stiftung)、Tokyo Festival Farm: Asian Performing Arts Campなど。
京都・ストックホルム・浜松(日本)
浜松市生まれ。京都大学理学部卒業。
パンデミックで社会から断絶し浮遊した身体が鴨川に押し出され、その生活の地面でダンスを始める。その後スウェーデンでダンスを実践、街のシステムに影響される身体から、大規模都市変形計画が続く場で、1人部活を始める。
身体がどのような地形に立ち、ダンスの状態へ蹴り出されるのかということに興味がある。
上海(中国)
1994年、中国・広州生まれ。リサーチを基盤とした演劇活動を行う。劇作の多くは家族史を出発点とし、20世紀の全体主義的な運動が今日の個人の生活にどのような影響を及ぼし続けているのかを、身近な一つの入口から掘り下げるとともに、その中で生きる個人が抱える困難と、そこから先へ進むための可能性を考察している。また、ドラマトゥルクとしては、さまざまなダンサーや演出家と協働し、ドキュメンタリー演劇とダンス演劇を通じて中国の社会問題に取り組んでいる。
パレスチナ
2001年生まれ。彫刻・インスタレーションを主に扱うパレスチナ人ビジュアルアーティスト。彫刻を専攻し、BFA(美術学士)を取得。場所、アイデンティティ、言語、集合的記憶の関係性をめぐる作品を探求する。アーカイブ・リサーチ、フィールドワーク、素材実験を通して、社会的・政治的な変容によって建築環境や身の回りの物がどのように形づくられていくのかを考察している。木、コンクリート、石、拾い集めた素材を用いた作品を通して、帰属と離散、そして個人的・集団的な歴史がどのように保存され、あるいは消されていくのかを問う。
ソロ・スラカルタ(インドネシア)
インドネシア、ソロ在住。ダンス、パフォーマンスアート、映像、写真の分野で活動し、身体を物理的かつ時間的な場として位置づけ、また「動き」を臓器と魂のあいだの対話と捉え、実践に取り組んでいる。この身体的実践を通して、エンターテインメントやスペクタクルの文化の中で隠され、弱められてきた資質を探求する。身体を見られるためのイメージとして扱うことよりも、記憶や感覚、さまざまな知のかたちを宿した、生きた意識的な存在として向き合うことに関心を持つ。
クアラルンプール(マレーシア)
1992年生まれ。マレーシア出身のムーブメントアーティスト、パーカッショニスト、ストリートアーティスト(WaaiwaiiDrum)、アーツエデュケーター。
二十四節令鼓(24 Festive Drums)をきっかけに創作活動を始める。
都市を拠点としながら、都市の外にある知を探求し、それを都市での経験と対話させることを探っている。
作品では、身体的な経験や観察から始まり、音、リズム、身体、空間、即興を探求している。アジア、ヨーロッパ、オーストラリアを巡り、OneBeat Taiwan、Southeast Asian Choreolab、The Empathic Body、Dance Now Asia 2026などの国際的なプログラムにも参加。
東京、豊岡(日本)
セノグラファー・建築家。Scenograff主宰、建築集団ガラージュ共同主宰。客席と舞台、そして都市や風景との関係性に着目し、あらゆる場を劇場として捉え、人々の動きや振る舞い、日々の習慣に働きかけるような空間の創造を目指している。兵庫県豊岡市と東京の二拠点で活動中。
2016-2018年 フジワラテッペイアーキテクツラボを経て、2020年 ガラージュ共同設立。2017-2023年 青年団演出部、2020-2022年 豊岡演劇祭事務局。
近年の主な活動は、バイオマス関連施設での野外演劇ツアー『バイオマス・マクベス』(森の芸術祭 晴れの国・岡山2024、企画:家を渉る劇)など。ガラージュでは今年、ARTE TOKYO(東京国際文化芸術祭)に参加予定。
東京(日本)
演劇作家、ドラマトゥルク、翻訳家。抗原劇場代表。1993年テキサスに生まれ、その後青森で育つ。演劇というメディアの仮設性に着目し、「舞台芸術」の枠組みの内外を行き来しながら、社会において不変とされる概念を解きほぐす作品を展開している。過去作に、1人でパフォーマンスを立ち上げるためのインストラクション『1(忘)LDK』や、観客が自ら選んだ本を暗記するアートプロジェクト『華氏同盟』、熊害にまつわるリサーチプロジェクト『A CALL TO BEAR ARMS』など。ジュネスホワイトや木村玲奈など、ダンサーとの協働も多数。2026年より、SPAC「BIOTOPEー劇作家のためのキャンプ」に参加。
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一次選考 合否発表:9.2(wed)
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二次選考 面接:9.7(mon)〜9.10(thu)
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最終結果発表:9.17(thu)頃まで
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オンラインキャンプ#1(オンライン):10.XX(xxx)
(参加者決定後、日程調整を行います)
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オンラインキャンプ#2(オンライン):11.XX(xxx)
(参加者決定後、日程調整を行います)
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オンサイトキャンプ:2026.12.6 (sun) - 12.20(sun)
(座・高円寺 けいこ場1 / 座・高円寺1)
● ファシリテーター、コミュニケーションデザインチーム、ゲストらによる、レクチャーやワークショップ、フィールドツアー
● 座・高円寺および高円寺をフィールドとしたリサーチ
● 宴(パーティー)
● 参加者・関係者・劇場利用者等との交流プログラム ほか
プログラムの最後には、それぞれのインプットやリサーチをもとに、参加者全員でひとつの「宴(パーティー)」を作り、一般公開します。(要予約)
日程|2026年12月19日(土)時間未定
会場|座・高円寺1
言語|日本語・英語(通訳あり)
宴オーガナイザー|Performing Arts Camp in Koenji 2026参加者、ファシリテーター
■ 応募資格
次の1~6のすべてにあてはまる方
1.アジアを拠点に活動している
2. 原則として2026年8月24日(応募締め切り)時点で35歳以下
3. 全ての実施日程に参加可能
4. 座・高円寺が行う広報およびPRに協力することができる
5. オンラインでの活動に必要な環境を整えられる
6. 日本への渡航・滞在に必要な手続きに協力できる
(ビザ申請や航空券手配等の手続きに必要な情報の提供(パスポート情報、顔写真等)/海外現地の在外公館へのビザ申請手続き *必要な手続きにかかる経費は参加者負担)
応募フォームより必要事項を全て英語で入力の上、送信してください。
> 応募フォーム
今年度は英語(と日本語)を基本言語としてプログラムを実施します。プログラム内のコミュニケーションは英語を基本としますが、劇場スタッフとのやり取りや、高円寺でのフィールドワークなど、日本語が必要となる場面も多く想定されます。そのため本プログラムでは、コミュニケーションデザインチームによる日本語・英語の言語サポートを提供します。
言語をめぐって政治的・歴史的構造を含むさまざまな非対称性が存在する中で、これは十分な方法ではないと考えています。しかし、ZA-Partyというコミュニティでは、言語を固定的なルールとして扱うのではなく、状況に応じてさまざまな言語やツールを使い分けながら関係を築いていきたいと思っています。そのため、翻訳や通訳を提供するだけでなく、異なる言語を話す人々がどのように場を共有し、関係を築き、協働できるのかということ自体を、参加者とともに実験し、アップデートを重ねていきます。プログラム開始前には、すべての参加者を対象に、コミュニケーションデザインチームがヒアリングを実施し、言語面で必要なサポートについて個別に確認します。
また書類選考および面接は英語で実施しますが、選考において語学力は評価対象となりません。ZA-Partyは、面接もまた、お互いがどのようにコミュニケーションを取れるかをともに試す小さな実験の場として捉えたいと思います。ご自身の第一言語⇔英語の通訳者の同席や、機械翻訳ツールの利用を含め、ご自身にとって最もコミュニケーションしやすい方法を、ご自身で選択・手配された上で用いてください。面接では、円滑なコミュニケーションを確保するため、コミュニケーションデザインチームが同席し、(日本語話者の)ZA-Partyオフィスメンバーに向けて、日本語⇔英語の通訳を行います。
> ガイドライン
ファシリテーター:渡辺瑞帆、山田カイル
コミュニケーションデザインチーム:Art Translators Collective
アートトランスレーター:田村かのこ、春川ゆうき、水野響、植田悠
[ZA-Partyオフィス]
チーフ・コーディネーター:平野みなの
コーディネーター:中原信貴、平野后久良
PR:ユカワユウコ、井上みなみ、染谷日向子
チケッティング:山内祥子、大澤麻衣
バックオフィス:河村美帆香
グラフィックデザイン:岡本太玖斗
主催:座・高円寺(指定管理者:合同会社syuz’gen)
芸術監督:シライケイタ
代表:植松侑子
館長:大川智史
管理統括:河村美帆香
総務:鳥飼健太郎、湯本美智子
施設:小南ひろ子、塚本玲奈、渡邉直子
票券:山内祥子、大澤麻衣
広報:ユカワユウコ、井上みなみ、染谷日向子
制作:古川真央、平野みなの、本田千恵子、宮本晶子、川勝俊輔、平野后久良、三次佑果
アシスタント:小野花音、白江咲子、戸北藍花、並木晴二郎、西脇将伍、西脇萌華、野村舞
デスク:甲斐美奈寿、河﨑正太郎、宮崎晋太郎
レセプション:伊藤由美、砂倉由紀子、松永健資、丸山雄也、山本貴子
技術管理:株式会社シアターワークショップ
まぁるいカフェ店長:加茂剛
設備管理・清掃:株式会社アキテム
後援:杉並区
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)│独立行政法人日本芸術文化振興会